はじめに…
皆さんこんばんは、日々いかがお過ごしでしょうか?
本日は私がここ最近読んだタイトルにもある書籍「大逆転する仕事術」をご紹介します。
この本は飲食業界で120年以上の歴史をもつ大手牛丼チェーンの株式会社吉野家、その親会社にあたる吉野家ホールディングスの会長安部修二さん(以下安部さんとします)が書かれた書籍です。以前株式会社吉野家の社長を当時42歳でつとめることになった方でもあります。
結論からいうと万人におすすめできる内容ではありません。安部さんが過去吉野家の社長になるまでに何を思ったかだったり仕事を覚えるためにはこうするというようなことも書いてありますが自分の業務をはるかに上回る量の業務を抱えてやることで優先順位が身につくだったり、若いうちは苦労した方がいいだったりと昭和の時代の人だと感じることが多々ありました。
しかしその中でもこれはと思える内容もありましたのでそのことを中心に紹介していきます。
チームの力の真実~頼らない、頼らせない
一般的にチームワークときくと周りと協力してとか連携や協調性をもって~というような内容を思い浮かべるかと思います。(この書籍では人間的仲良し、助け合い精神などの道徳観としています)
しかし本来のチームワークとはチームにおける目標と達成期限を設定したらあとは個々が全力で自分の守備範囲を独力でやることだとしています。一言でいうなら助け合わないこと、です。
そうすることで各々が目標達成のために集中し、スキルを高めてできることをする、それが良いチームだとしています。
私も職場でも上司同僚の仲良しコミュニケーションを勧められたり(いわゆる付き合い酒)本来仕事上交わる必要がまったくない仕事でも全員を巻き込んでというような形式をとられがちです。
それが必要な仕事もあるとは思いますが…本来は己に与えられた仕事を全うしそれが成果創出につながるのがチームワークと書かれていたことは非常にしっくりきましたね。
他者批判は暇な証拠
この本で一番私に響いたのはこの内容でした。上記チームワークの話の続きなのですが目標達成のために自分の仕事のことに没入していれば愚痴をいったりしている暇はない、ましてや他人を批判したりしている暇なんてないはずだという内容です。他者の批判に関する内容は「おまえ、ひまなんだな」と聞く耳を持たなかったそうです。
私も仕事での上司や同僚に苛立ちを他の同僚やらにこぼすことがあったのでハッとさせられました。
もしかして…私暇人?といったところです。私も他者批判をきくのが好きなタイプではないので私がこぼしていた他者への不満や批判も同じように思われていて当然だと感じました。
これからは他者に思うことがあったとしても口に出さないでおきたいですね。もちろんそんな暇もないぐらい己の仕事に専念もしていくつもりです。
最後に…
以上がこの本の簡単な紹介になります、他にも面白かったりためになったりする部分があったのですが特に印象に残ったところをご紹介しました。もし興味をもたれた方がいたら読んでみるといいかもしれません。
ちなみにこの本を読むきっかけは諸事情によりタダ同然で手に入ったので読まないのももったいないと思ったからでした(笑)読んでみたら面白くない部分もありましたが学べる部分もあったのでこうしてご紹介させていただきました。良くも悪くも本というのは内容をみてみないとわからないものですね。
本日はここまでです。ご一読ありがとうございました。