はじめに…
皆様こんばんは、日々いかがお過ごしでしょうか?
私は相変わらず本業がバリバリに忙しいですが無駄な人助けをやめようと決意したので12月以降はブログに使える時間が増えそうです。11月は改めて時間の大切さがわかる月でしたね。
本日はいわゆる情けは人の為ならず、人助けについて最近自分が経験したことと書籍「GIVE&TAKE」からの学びをもとに記事にしました。
自分の時間や労力を使ってまで人を助けることの意義や助けるべき人、助けないほうがいい人の区別などについてです。
こんな人に読んでほしい
- 正直者(善人)は馬鹿を見ると思っている人
- 自分は正直者(善人)で馬鹿を見ているなと思っている人
ちなみに自分は後者だと思っています(笑)
自分で善人なんていうやつはろくなやつがいなさそうですが周りからよく言われているのでご勘弁ください。
参考にしている書籍はこちらです。
情けは人の為ならずとは?
「情けは他人の為だけではない、いずれ巡り巡って自分に恩恵が返ってくるのだから、誰にでも親切にせよ」という意味である。(Wikipediaより引用)
ようするに人助けは人のためにするのではなく巡り巡って自分に返ってくるから積極的にやりなさいね、ということです。
紹介している書籍は情けは人のためならずを色々な角度から分析してこの言葉が正しいことを検証している内容です。
この本の分類では人助けにおける性質を三つに分けて話をしています。
- 人を助けることを好む性質…ギバー
- 人から助けてもらうことだけを考える性質…テイカー
- 貸し借りを均等にしようとする性質…マッチャー
私の言う正直者(善人)はギバーになりますね。すべての人はこういった性質をもっていると考えて下さい。
そしてこの性質における仕事や社会での評価を考えていくと一番大きな成功や評価をもらうことが出来るのもギバー、同時に一番評価が低かったり大きな成功を掴めない性質なのもギバーという二極になります。
なぜそうなるのかというと情けは人の為ならずの言葉のように親切は巡り巡って自分に恩恵が返ってくるものなんですがそれが返ってこない性質の持ち主が存在するからです。それがテイカーです。
テイカーに対して行った親切というのはテイカーを喜ばすだけで何か返ってくることはありません、ギバーに行った親切は当然返ってきますし、マッチャーは借りを作るのを嫌うので親切にされた分だけお返しをしてくれます。
テイカーに親切を行い続けた結果、何の見返りもいられず自分の時間や労力を費やしてしまい自分のやるべきことや仕事が終わらず成功が得られなかったり評価が下がります。
逆にうまくギバーやマッチャーのみ親切にしていた人間はその分のお返しをもらい成功や評価を手に入れることが出来るというわけです。
人に親切にするということは素晴らしいことですし、親切にすることで人間性を認められたり人を助けられるだけの知識や行動力が評価されたりして成功につながるのですが相手は選ばないといけないわけです。
テイカーの見極め方
これに関しても書籍で紹介がありましたが難しいと思います。ただギバー、テイカー、マッチャーの性質はそのまま人当たりの良さや印象とイコールでないことは頭の片隅に置いておいた方がいいでしょう。
例えばものすごく人がよい人でもテイカーの性質を持つ人もいます、逆に不愛想ですが根っこの部分がギバーな人間もいます。そういった印象だけでは見極められないというわけです。
ある程度付き合ってみて自分の時間や労力、知識などを搾取される一方でなんの見返りもない人間関係を感じたらそれは相手がテイカーの性質を持っていることを警戒した方がいいと思います。そういった人との付き合いはあなたがギバーだったとしてもマッチャーのような性質で付き合うといいのがよいでしょう(貸し借りの関係にする)
この本を読んだ後で会社の人間を自分なりに分析してみるとテイカーが多いと改めて感じました。
つい最近ツイッターでも愚痴交じりにツイートしてしまいしたが11月の繁忙時期に自分の業務をこなしつつも周りの人間を助けていたら助けていたはずの人間から「全然たすけてくれないよね」と言われました。
こういった人は助けてもらえることが当然、相手からもらえることが当然だと思っているテイカー性質です。
この方とは今後何かしてもらわない限りは何もしてあげないようにしようと心の底から思いました。
本来親切なんてものはこんな打算のないものでありたいとは思いますがそういった人にまで親切をしていきつく先が正直者は馬鹿を見るということかもしれません。
人を大切にするのは素晴らしいことですがまずは自分を大切にしましょう。
皆さんの周りにもギバー、テイカー、マッチャーという性質という視点で見てみるといいかもしれません。
まとめ
- 情けは人の為ならずは本当
- 情けをかける相手は選べ
- テイカーに情けをかけ続けた結果が正直者は馬鹿を見る
こんな感じですかね。私のつたない説明でも興味を持ってくださった方がいましたら書籍も手に取ってみてください。
本日はここまでです、ご一読ありがとうございました。