あのとき人生が変わった！さるおじさんの人生を変えた一冊（一作品）【ARIA】

はじめに…

皆さんおはようございます、日々いかがお過ごしでしょうか？

私は先日学んだマーケティングの知識を使ってブログ記事書いてみたいなと思い普段書かないレビュー記事を書いております。

といっても漫画のレビューなので中身は詳しく書けませんが自分が本気で人に勧められると考えた時にこれぐらいしか思いつきませんでしたね。

本日紹介する作品はこちら

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こちらは最近出た完全版なので中身だけを読みたい人はブックオフで中古品を買ったりネカフェで済ませたほうが安上がりです。私と同世代ぐらいの方は当時に読まれた方もいるかもしれませんが今の若い方が読んでも共感できる部分は多いと思います。

こんな人に読んでほしい漫画

日常がつまらないと感じている人
未来に希望が見出せない人
人生つらいことばかりだと考えている人

ARIAってどんな作品？

ARIAという作品は一言でいうなら主人公の日常を描いたほのぼの作品です。そのほのぼのとした日常の中で主人公や周りの人々が自分の夢に向かってすすんでいくというお話です。

ただ世界観はかなり独特といっていいかと思います。SF要素とノスタルジック要素とイタリア要素（？）が混ざっておりこれは作者の天野こずえさんワールドとしかいいようないですね。

西暦2300年代の未来、火星はテラフォーミングされ水の惑星となり、アクアと呼ばれていた。アクアに築かれた入植地の一つ、ネオ・ヴェネツィアは地球のヴェネツィアの風習や街並みを再現した観光都市である。ヴェネツィアはすでに水に沈んでおり、多くの建築物がネオ・ヴェネツィアに移設されていた。また、日本人の入植地が近接していたことにより、日本文化の影響もみられる。

ネオ・ヴェネツィアでは地球のヴェネツィアと異なり、ゴンドラ漕ぎによる観光案内を女性が担っていた。この職業はウンディーネと呼ばれ、観光産業で重要な役割を持っている。本作品では、一人前のウンディーネを目指す少女から見たネオ・ヴェネツィアの日々の情景が描かれている。（Wikipediaより引用）

こんな感じの説明になっていますが…どんな話か想像つきませんよね（笑）

実際私も読み始めたときは？？？といった感じだったのですが読んでいるうちにお話しに引き込まれていくのであまり気にならないと思います。

なぜ人生が変わったか

ARIAに出会ったのは私が今の会社に就職して1年と少し、当時の会社状態はお世辞にもよいとは言えずいわゆるブラック企業状態でした。

当時の私の勤務状態を見た私の父曰く「お前の会社は若い人間の生き血をすすって成り立っている」と言われるような状況が続いていましたね。

その日も17時～翌日の8時まで勤務をしヘロヘロの状態だったんですが人間あまりに激務を続けると疲労困憊のはずなのに寝れないという状態に陥るんです、そのことを知っていたのでネカフェで漫画でも読みながら寝落ちをするというのが日常でした。今思えばお金も時間ももったいないと感じますね。

そんな時にとった一冊の漫画がARIAでした。以前から存在は知っており当時の友人も面白いと騒いでいた記憶がありなんとなく寝れそうな作品（笑）だと思って読み始めました。

気が付くと全巻制覇しておりそれどころかそのお話にもっと触れていたくて4～5回ぐらい読み返してましたね（笑）上記のような勤務状態で体力なんて底をついていたはずなんですがそれを超える何かがこの作品にはありました。

気が付けば夕方になっておりその時の夕日が妙にきれいに感じたのと今でも覚えています。

当時の私は人生楽しいと感じていませんでした、仕事も辞めたいし、プライベートも充実していないし、正直死にたいとすら思っていたかもしれません。それがARIAに出会って変わりました。

何気ない日々の生活の中で自分なりの楽しさや幸せを見つけることができるようになりました。つらいだけと思っていた仕事にもやりがいを見出せるようになりましたし本当につらいと思ったときもこれは人生のスパイスだと考えて切り抜けることができるようになったと思います。人生は楽しむべきだと考えるようになったんですね。

おそらくあの時ARIAを手に取っていなければ私は会社を辞めていたでしょうし人生を楽しめない人間が何かを手にすることもなかったでしょう。

私の考えるARIAのもつ作品の本質は【何気ない日常を楽しむのは自分の気持ち一つ】【変化を恐れずに未来を向いて努力をする】この二つかなと思っています。

当時はこの【何気ない日常を楽しむのは自分の気持ち一つ】というところに救われた気がします。

そして今は【変化を恐れずに未来を向いて努力をする】というところに共感を持っている気がします。私は今幸せですが株式投資を始めてみたり副業を考えてみたりと変化を恐れずにより幸せになるためにがんばっていますからね！

漫画というのは娯楽ですから楽しいだけで十分なのにARIAはそれ以上のものを与えてくれたというわけです。

まあ、こんな小難しいこと気にしなくても普通に楽しめる作品になっていますのでぜひ手に取ってみてください。